「先生、横顔はカッコいいのにねw」
と生徒に連呼されたやまもとです。
ぜんぜん悔しくありません!みなさんこんばんは(ニコ)
横顔だけしかカッコいいところがないみたいなので(嫉)、髪くらい整えようと、先日美容院に行ったときのこと。
髪を切ってもらったんです。いつもの美容師さん。
この数年か、その人以外散髪を任せないくらい信頼している。
いつも漫才のようにばかばかしい話をしているけど、ちょっと様子が違った。
「俺ねー、人を喜ばせるために生まれてきたから、仕方ないんだよね。」
もちろんそのあとには笑いが入ったけど、自分があまりにも熟視しているもんだから、美容師さん更に笑っちゃったよね。「どしたの?笑」って。
その熟視している理由を話そうと、人間関係の話になる。
「人を喜ばせようとしても、なかなか空回りする時ってありませんか?」
こう尋ねると、すぐ美容師さんは返す。
「そんなの感じたことないな。勇気が後押ししてくれるから。」
すかさず、こんな風に尋ねた。(気がする)
「その勇気、わけてくれませんか?笑」
こだまのように返ってくる。
「勇気は探しにいくもんなんだよ。人間関係の中でね。」
「・・・・
*
ちょっと、精神的につらい時だった。自分自身に余裕が無いときだった。
人間関係で苦労したり、夜も眠れなくなることはないとずっと思っていた。
子どもに対して愛情をもち、夢を語る教師であれば、多少道は違えどゴールは同じ。「子どものために」
しかし、違った。人間関係とはむずかしいのだ。
今の自分の職場の、ゆるがぬたしかな課題なのである。
そのときの美容師さんの言葉も、そのころの辛さも、ずっと温めておきたい。
屈託無くぼくに話す美容師さんの勇気と、そのころの朝の光はとてもまぶしく感じた。
*
「・・・・
「人生の中で一番苦しいことは、人間関係。」
「人生の中で一番楽しいことは、人間関係。」
*
「ゆうきのもと」 片岡 輝
~”にんげんとせかいのふしぎ”より
みんながさんせいしてるけど
わたしさんせいできません
こころのなかでさけんでも
ことばにするのはむつかしい
わたしがいけないはずなのに
ごめんなさいがいえなくて
あいてのせいにしてしまう
すなおになるのはむつかしい
はじめてなにかをするときに
しっぱいするのがこわくって
だれかのうしろにかくれてる
はじめのいっぽはむつかしい
こころのさけびをこえにだし
せかいをかえたひとがいる
じぶんがおかしたあやまりを
きっぱりみとめたひとがいる
しっぱいするのをおそれずに
いのちをかけたひとがいる
ゆうきのもとはどこにある?
たとえどんなにとおくても
わたしさがしにでかけます
ゆうきのもとをみつけだし
ゆうきいっぱいいきていく
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