いつも中学生を相手にしているとなかなか感じることのない、新たな視点を開拓することのできた夏でした。
この高校生たち15人は普段授業で関わっているわけでもなく、本当にひょんな縁で付き合うこととなり半年、学校の歴史上初のコンクールに挑戦しました。
常に自分たちが能動的に練習メニューを考え、行程を主導し、嫌な日はあったでしょうが、くじけることなく、自分たちの音楽を追い続けてきました。
となりの音楽室から聞こえてくる大音量のブラスバンドの音にも怯まず、夏の暑さにも負けることなく、書道室でもくもくと日々練習を続ける姿勢に、ひとつの部活生の理想像を見出しました。とかく自暴自棄になり投げたしたくなる練習をここまでストイックにこなす女子高生は、そうたくさんいないと思います。
結果は奨励賞でしたが、先生はあなたたちの音楽に寄り添えたことを誇りに思い、嬉しさでいっぱいです。
努力を継続することの普遍をあなたたちの姿から学びました。本当にありがとう。やっとスタートラインだね!

[6回]
PR